ピース
世界バラ会連合の殿堂入りのばら「ピース」誕生秘話
今月は初めての殿堂入りとなったばら「ピース」の誕生秘話を紹介するよ。殿堂入りのばらとは,長年にわたって世界の多くの人に愛され,ばらの発展に貢献したばらとして表彰されたばらのことです。
1935年にフランスのばら育種家がばらを育種し,第二次世界大戦時にそのばらが米国の総領事によって米国に渡りました。
そしてベルリン陥落のあった1945年の4月に戦争のない平和な世界を願って,パサディナで開かれた太平洋バラ会議でそのばらは「ピース」と命名されました。
その後日本で最初の「ばら展」が開催され,当時日本にまだ「ピース」がなかったため,米国から日本へ贈呈されました。世界のばらを愛する人たちの平和への想いや友情により日本にも20世紀を代表する名花「ピース」がもたらされたのです。福山市も戦後の復興を願ってばらのまちづくりが始まっています。ばらが多くの人をつなげてきたんですね!ばら公園にも「ピース」があるので見てみてね。
5月21日は「ばらの日」です!みなさんも大切な人へ思いを込めてばらを贈ってね❤
5月22日は私の誕生日
縁がありますね(^-^)v
2号 『マチルダ』matilda
バラの系統 | フロリバンダ【F】 |
開花のしかた | 四季咲き、5~8輪の房咲き |
花径 | 7cm |
花形 | 丸弁半八重のゆるいフリル咲き |
香り | 微香 |
樹形 | 1mほどのブッシュ樹形(やや横張り) |
作出情報 | 1988年 フランス/メイアン |
備考 | 耐寒性、耐暑性があり育てやすい
花付き、花もちが良い 別名「シャルル・アズナーブル」(Charles Aznavour )、「ベッドフォードビューの真珠」(Pearl of 初心者にオススメしたい理由や魅力薄桃色の覆輪状の丸弁平咲き、外弁の縁からゆるくウエーブがかかります。 花の色についてバラの花色についてお話します。 秋のバラは引き立つと良く言われるのも納得です。 |
外国語表記 | Matilda |
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作出年 | 1988 |
作出者 | Meilland |
作出国 | フランス |
咲き方 | 四季咲き |
香り | 微香 |
花色 | ピンク |
特徴 | 白地にピンクのフリルが可憐。1987年バガテル国際コンクール金賞受賞。1988年バーデンバーデン国際コンクール金賞。ほか、3つのコンクールで金賞を受賞している。フランス・メイアン作出。 |
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1号 「ドフトボルケ」Duftwolke
品種名 | ドフトボルケ(Duftwolke) | |||
作出 | 1967年 タンタウ(ドイツ) | |||
品種に関するメモ | World Federation of Rose Society(世界連合バラ協会)の殿堂入りを果たしているハイブリッドティーローズです。 同協会では、3年に1回、殿堂入り品種の審議を行っており、2003年までに11種が選出されています。この品種は、1981年に3番目の殿堂入り品種として選出されました。 この品種には、フレグラントクラウドという別名もあります |
寸評 | 希少な丸弁高芯咲きで、この雰囲気は貴重です。遠目には、オールドローズに多いカップ咲きのようにも見え、半剣弁カップ咲きや盃状咲きなどと記している書籍もあります。開花時には、やや濁りのある朱色を呈しますが、徐々に濃サーモンピンクから朱色の中間くらいに変化していきます。春の花付きは良好で、ハイブリッドティーローズの中では多花性の部類に入るでしょう。花枝が太くしっかりしているので、開花の様子がよく見え、アピール度は抜群です。 幾多の種が作出された現代においても存在感のある強い個性を有し、歴史的名花であると思います。 最大の特徴は、別名にもなっているFregrant Cloud(香りの雲)です。 ある日の早朝、初めての一輪が咲いているのを発見して鼻先を近づけたところ、そこは濃厚な香りの雲の中でした。甘くフルーティーな香りが周囲を包んでおり、私はこの花の虜になってしまいました。 | |||
こんな方におすすめ | 強香のバラを集めたいのなら、外せない品種です。 コンパクトな樹形にまとまる品種を求めている方に好適です。 花持ちがよい整形花を得られるので、切花に好適です。 |